EXCELのデータを別のEXCELに転記する1
1つ1つのデータを転記する方法について使うアクションは下記の通りです
①Excelを起動する(読取データのあるファイルを指定します。複数ある場合、複数指定します。)
②アクティブなEXCELワークシートを設定
③EXCELワークシートから読み取り(データのあるセルを指定します。複数ある場合、複数指定します。)
④EXCELを閉じる
⑤Excelを起動する(書き込みのある側のファイルになります)
⑥EXCELワークシートから書き込み
⑦EXCELを閉じる(保存して閉じます)
データ読み取り部分
①Excelの起動:ドキュメントパスにデータのあるExcelを指定
②アクティブなワークシート設定
③ワークシートから読み取り(セルのデータを指定して読取)
取得欄:単一セルの値を指定
先頭列と先頭行でセルのアドレスを指定します。
取得した値は「ExcelData1」に保存されます。
複数セルを1つ1つ取得する場合は、
追加で「Excelワークシートから読み取り」をドラッグし、
先頭列と先頭行でセルのアドレスを指定します。
取得した値は「ExcelData2」に保存されます。
④Excelを閉じる
EXCELを閉じる前:ドキュメントを保存しない
変更がないので上記選択を行います。
データ書き込み部分
⑤EXCELの起動
新規にデータ書き込みExcelを起動します。
⑥Excelワークシートに書き込み
書き込む値に「ExcelData1」を指定します。
複数のデータを1つ1つ書き込む場合は「Excelワークシートに書き込み」アクションを複数追加し、書き込む値に「ExcelData#」を指定します。
⑦Excelを閉じる
EXCELを閉じる前:名前を付けて保存
ドキュメントパス:保存先パス
を入れて保存します。
EXCELのデータを別のEXCELに転記する2
データの範囲を指定して1度に転記する方法について使うアクションは下記の通りです
①Excelを起動する(読取データのあるファイルを指定します)
②アクティブなEXCELワークシートを設定
③読取範囲を測るための処理を行う
④EXCELワークシートから読み取り(範囲を指定します)
⑤EXCELを閉じる
⑥Excelを起動する(書き込みのある側のファイルになります)
⑦EXCELワークシートから書き込み(書き込み始めのセルを指定します)
⑧EXCELを閉じる(保存して閉じます)
③と④と⑦に変更があるので、それを解説します
③Excelワークシートから最初の空の列や行を取得
ワークシートのセルに連続してデータが入力されている場合、列、行ともに空のセルの1つ前までデータが入っているので取得して範囲を指定します。
④EXCELワークシートから読み取る
取得:セルの範囲の値
上記の値を指定することにより、範囲内のデータを一括で取得できます。
指定範囲には③で指定した空のセルの1つ前まで
%FirstFreeColumn-1%
%FirstFreeRow-1%を指定します。
生成された変数には範囲内のデータが一括で設定されます。
⑦Excelワークシートに書き込む
書き込む値:%ExcelData%
範囲内データが一括で取得できているので、
複数列・複数行のデータを指定して書き込むことが可能です。